• #土壌 #菌叢 #微生物資材

農業廃棄物を微生物資材に変え、東南アジアの土壌菌叢を豊かにする



「廃棄物を資材に変換するちとせ独自の技術を駆使して、土壌環境を整えた持続生産可能なプランテーションを拡げたい」


世界の85%のシェアを誇る東南アジアのパームプランテーション。しかしその実情は、短期的収穫高を求めるあまり土壌に高負荷を与えているため、土壌の微生物バランスが崩壊し、病原菌による様々な病害や連作障害が引き起こされている厳しい状況だ。そこで我々は、従来のプランテーションでは捨てるしかない有機物の農業廃棄物を活用した独自の堆肥技術により、ターゲットの病原菌を抑える微生物資材生産方法を確立した。現在、パームプランテーションと共同で現地で微生物資材の開発・生産・販売を行う。
土壌菌叢を豊かにしながら作物を栽培する新しいプランテーションシステムの形成を目指すことにより、持続可能な経済的価値の創出を広げている。

背景となる課題

  • 東南アジアのプランテーションは、微生物の分解による土壌の代謝が早いにもかかわらず有機物の供給がないため、作物が育つ土壌層は急速にダメージが進んでいる。
  • さらに、農業現場では短期的な視点での化学肥料に依存した収穫量向上と生産コスト低減の追求が進み、酷使された土壌やパームの木は病原菌に犯されている。
  • 結果として、農地は最悪砂漠化も視野に入れなければならない状態である。

活用している技術

  • 土壌菌叢を豊かにするCSF(ちとせソイルフローラ)の製造技術
  • 土壌菌叢の豊かさを可視化する技術
  • 土壌菌叢を豊かにすることに経済的価値を作り出す技術

現在のステータス

  • いくつかの国で製品として販売をしている
  • 大規模プランテーションのプロセスに組み入れるなどの取り組みも展開中

活動している国

マレーシア、日本、インド、インドネシア、中国

関連する事業体

パートナー

Sime Darby Plantation等

MessagePICK UP PERSON

  • 三本 紘士 

    株式会社ちとせ研究所 研究開発部 バイオエンジニア

    東南アジアにおける土壌環境保全(改良)は世界の水・食糧確保のために必須であり、その手法は、対象の土地の条件に合わせてカスタマイズする必要があります。土壌改良の中でも、微生物叢を適切なレンジに維持することは、非常に複雑かつ地道な取り組みとなりますが、有機性廃棄物を適切に発酵させ、それを土壌に投入することによって解決できるものと考えています。

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