「美味しいという感動は人の購買行動を変え、その行動は農業自体の産業構造をも変える力がある」
生産者側には高品質な農作物を栽培する環境配慮型農業を広げ、また消費者側にはプレミアのついた農作物への理解を深めてもらうことを主導していく。生産者、消費者、環境、マーケットなど農作物を通じた’生態系’を構築することが、人類が千年先まで健全に農業を続ける鍵であると我々は確信している。
現在「ちとせ野菜」というブラントを立ち上げ、いちごやトマトなどをマレーシアの自社農園で生産し、シンガポールで販売を行っている。シンガポール伊勢丹他、ミシュラン獲得レストランや人気洋菓子店、シンガポールを代表するリゾートホテルなどの有名店に販路を拡大するまでになっている。また、現地農家への技術移転も行いつつ、他の東南アジア諸国への農業プロジェクト拡大を計画している。
日本のイチゴを東南アジアで安定的に生産する技術と販売・マーケティング
マレーシア・キャメロンハイランドにある自社農園にてちとせいちごやちとせ野菜を栽培し、シンガポールで販売。ホテル・ケーキ屋・レストランなどに展開。また現地のスーパーやデパートでのリテール販売を通じて、消費者にちとせ品質を味わってもらいつつ農業について少しでも知ってもらう活動を行っている。現在は、品種を増やしつつ、志を持った現地の農家への技術移転や契約栽培を行っている。
マレーシア、シンガポール、インドネシア