• #藻 #屋外大量培養 #循環型社会 #バイオ素材

循環型社会の実現に向け、藻類を基盤とした未来の産業を立ち上げる

『千年先まで人類が豊かに暮らせるようにするために、化石資源に代わる選択肢をつくりたい』

化石資源に依存しない新たな産業の構築を目指して、太陽エネルギーのみで培養可能な藻類を用いた事業開発を行っている。これまでに、マレーシア・サラワク州において、世界最大規模となる5 haの藻類生産施設「CHITOSE Carbon Capture Central(C4)」を稼働させたほか、微細藻類を原料に使用した100%バイオPET樹脂の開発に世界で初めて成功している。現在は、100 ha規模への拡大計画を推進するとともに、燃料・化成品・化粧品・食品・飼料など幅広い用途を見据えた商業化とコスト低減技術の開発を進めている。

背景となる課題

    現在の社会は、あらゆる産業が化石資源の大量消費を前提に成り立っており、エネルギーだけでなく、食料や衣類、医薬品なども石油由来の原料に依存している。持続可能な社会の実現には、光合成を基点とする産業構造への転換が不可欠である。

活用している技術

  • 藻類の育種技術
  • 藻類の屋外大量培養技術
  • 類バイオマスを活用した用途開発技術

現在のステータス

  • 世界最大規模5 haの藻類生産施設「CHITOSE Carbon Capture Central (C4)」をマレーシア・サラワク州にて稼働
  • 微細藻類を用いた100%バイオPET樹脂開発に世界で初めて成功
  • 2025年 大阪・関西万博 日本館にて、藻類関連展示の技術監修および藻類由来素材を活用した展示を実施
  • 100 ha規模への拡大計画を推進
  • 現在も引き続き、商用化に向けた大量生産と、さらなるコスト低減技術開発を進めている

活動している国

日本、マレーシア

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