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『千年先まで人類が豊かに暮らせるようにするために、化石資源に代わる選択肢をつくりたい』
化石資源に依存しない新たな産業の構築を目指して、太陽エネルギーのみで培養可能な藻類を用いた事業開発を行っている。これまでに、マレーシア・サラワク州において、世界最大規模となる5 haの藻類生産施設「CHITOSE Carbon Capture Central(C4)」を稼働させたほか、微細藻類を原料に使用した100%バイオPET樹脂の開発に世界で初めて成功している。現在は、100 ha規模への拡大計画を推進するとともに、燃料・化成品・化粧品・食品・飼料など幅広い用途を見据えた商業化とコスト低減技術の開発を進めている。
現在の社会は、あらゆる産業が化石資源の大量消費を前提に成り立っており、エネルギーだけでなく、食料や衣類、医薬品なども石油由来の原料に依存している。持続可能な社会の実現には、光合成を基点とする産業構造への転換が不可欠である。
日本、マレーシア