お知らせ

【BioJapan2023報告】 ちとせグループから展示ブース6ヶ所に参加。CEO藤田、COO釘宮、CTO堀内、Senior Manager 川原田、バイオ生産部長河合が各種セミナーやイベントに参加いたしました

2023.10.13

10月11日(水)〜13日(金)、ちとせグループはパシフィコ横浜にて行われたBioJapan2023 に参加いたしました。バイオ生産、藻類産業、医療用細胞、ヘルスケアの分野において協業する他機関様からお声がけいただき、各展示ブースにてこれまでの成果をご紹介いたしました。1,000社を超える出展者の各ブースやセミナーには連日多くの来場者が詰めかけ、会場内随所でネットワーク構築や商談が行われている様子が見受けられました。

「企業研究でのバイオバンク試料・情報の利活用レシピ ~実例を中心にチップスを添えて~」

Senior Manager川原田

初日に行われた東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)主催の発表では、ToMMo、トレジェムバイオファーマ株式会社に続き、ちとせグループSenior Manager川原田が登壇いたしました。「バイオバンク情報の利用 – ちとせ研究所による腸内細菌叢の活用」と題し、ToMMoが蓄積したデータをちとせ主導のもと複数の企業がデータのアクセス・解析を行った実例紹介と、ちとせが取り組むデータ駆動型のヘルスケア事業の説明の一貫として腸内細菌叢データを含むヘルスケアビッグデータ解析の実例、カマタマーレ讃岐に所属する選手の体質改善支援等についてご説明いたしました。

講演概要
日時:2023年10月11日(水)10:55~11:25
題目:バイオバンク情報の利用 – ちとせ研究所による腸内細菌叢の活用
会場:展示ホールD  Presentation Stage B
演者:ちとせ研究所 Senior Manager 川原田
関連:
[外部] 東北メディカル・メガバンク機構「BioJapan 2023に出展しました(10/11~13)」

「カーボンニュートラル実現に向けた藻類産業の構築 MATSURIプロジェクトのご紹介」
続いて初日午後に行われた、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)主催セミナー「バイオものづくり技術によるグリーンイノベーション実現に向けた取り組み」は、立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。株式会社カネカ、積水化学工業株式会社の発表に続き、ちとせグループ代表藤田は「カーボンニュートラル実現に向けた藻類産業の構築、MATSURIプロジェクトのご紹介」と題した発表を行い、藻類が秘める可能性やちとせのこれまでの取り組み、目指している世界観を共有すると、客席の随所で大きな頷きなど肯定的な反応をいただく場面もありました。発表後にはNEDO矢追PMからも背中を押すようなお声がけをいただき、バイオものづくり業界でのちとせの存在感を一層示すことができました。

講演概要
日時:2023年10月11日(水)14:00~15:00
題目:カーボンニュートラル実現に向けた藻類産業の構築、MATSURIプロジェクトのご紹介
会場:アネックスホール F201
演者:ちとせグループ代表 藤田

バイオ生産部長河合が、経済産業省西村大臣に事業をご説明いたしました

2日目午後、経済産業省からの視察がありました。ちとせのブースにお立ち寄りいただいた西村康稔 経済産業大臣に、バイオ生産部部長 河合が「AIによる自動培養制御システム」について匠の技を超える培養制御を実現したことをご説明いたしました。2022年にサウジアラビア投資省と経済産業省が交わした「日・サウジ・ビジョン2030」にちとせが参画して以来、西村大臣とは数度に渡り公式の場でご一緒させていただきましたが、今回はこれまで直接大臣にご説明する機会がなかった事業内容にも関わらず、ちとせの「鶴マーク」にお気づきになり、大臣の公式Xでも河合の写真をお使いいただきました。

長岡市ブース 鏡開き2日目16時、新潟県長岡市のブースにて、鏡開きが行われました。長岡市 髙見副市長、産業技術総合研究所 執行役員兼生命工学領域長 田村様、BioJapan事務局小倉様、そしてちとせグループCOO釘宮の4名が「越後長岡」と書かれた法被を纏い「バイオ、バイオ、バイオ!」の掛け声とともに木槌を下ろしました。このセレモニーには非常に多くの人が集まり、通路から溢れかえるほどの人だかりに。MATSURIプロジェクトのメンバーもこの機会をチャンスととらえ、熱心にちとせの魅力やMATSURIのアピールを行いました。

イベント概要
日時:2023年10月12日(木)16時
場所:新潟県長岡市ブース
参加者:長岡市髙見真二副市長、産業技術総合研究所執行役員兼生命工学領域長田村具博様、BioJapan事務局小倉尚子様、ちとせグループCOO釘宮理恵

「産業応用に向けた遺伝子・細胞治療用ベクター新規大量製造技術開発―次世代バイオ医薬品製造技術研究組合での取組みについて 」

左から、BioEngineer朝比奈、Principal BioEngineer平井、CTO堀内、BioEngineer山本

最終日、次世代バイオ医薬品製造技術研究組合(MAB)によるスポンサーセミナー「産業応用に向けた遺伝子・細胞治療用ベクター新規大量製造技術開発―次世代バイオ医薬品製造技術研究組合での取組みについて」にて、ちとせ研究所CTO堀内が細胞開発の進捗状況について発表を行いました。近年ちとせが新たに樹立した遺伝子治療用ウイルス産生細胞HAT(ヒト羊膜由来細胞株)の紹介、そしてHATの可能性と今後の開発展望についてご説明いたしました。本セミナーでは、堀内の他に3名の先生方からの発表が行われましたが、CHO-MK細胞の優れた生産性についても紹介されるなど、開発を主導したちとせの貢献が随所で言及され、聴講していたメンバーは自社の存在感を改めて実感する誇らしい場面だっと感想を述べています。

講演概要
日時:2023年10月13日(金)10:00~11:00
会場:アネックスホール F201
演者:ちとせ研究所 取締役CTO 堀内

3日間を通じBioJapan2023には延べ16,000名以上の来場者があったとのことです。ちとせが参画したバイオ生産、藻類産業、医療用細胞、ヘルスケアの分野でも、予想を越える多くの方にお立ち寄りいただき、展示会場内の各所で「鶴マーク」の存在を示すことができました。BioJapan2023への参加による収穫は、単なる認知拡大に留まらず、各自で拾い上げた可能性の種をチームに持ち帰ってからが正念場です。各々の事業をいち早く次のフェーズに展開すべく、今後も一同精進してまいります。

<BioJapan2023概要>
イベント名:BioJapan / 再生医療JAPAN / healthTECH JAPAN
日時:2023年10月11日(水)~10月13日(金)10:00~17:00
会場:パシフィコ横浜 展示ホール、アネックスホール、ノース
公式ウェブサイト:https://jcd-expo.jp/ja/

<関連情報>
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[外部] 西村大臣公式 X(2023年10月12日投稿)
[外部] 東北メディカル・メガバンク機構「BioJapan 2023に出展しました(10/11~13)」

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