お知らせ
今年3月、ちとせ研究所は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業/バイオものづくり技術によるCO₂を直接原料としたカーボンリサイクルの推進」に「光合成によるCO₂直接利用を基盤とした日本発グローバル産業構築」のテーマを提案し、実施予定先として採択されました。NEDOの海外実証事業として今年4月からCHITOSE Carbon Capture Central(C4)*1の稼働が開始し、先月9月28日(木)に本格的な作戦会議ともいえるキックオフが行われました。
*1 マレーシア、サラワク州に建設した世界最大規模のフラットパネル型微細藻類生産設備
ちとせグループから釘宮COO、笠原CIO、星野Chief BioEngineer、川合General Manager、松崎Senior BioEngineer、他数名が出席し、NEDOからは西村理事、林部長、矢追プロジェクトマネージャー、他、また経済産業省生物化学産業課からもご参加いただきました。
西村理事のご挨拶から始まり、矢追プロジェクトマネージャーによる事業説明、ちとせ研究所からの事業説明を行った後、皆様に研究施設をご見学いただきました。この度の直接の顔合わせを機に「2050年カーボンニュートラル」達成に向けた官民の連携を一層強化し活動を加速させて参ります。
釘宮理恵(ちとせグループCOO)より
キックオフでは、当社の長期事業戦略・グループビジョンと本事業の位置づけについてあらためてご説明させていただきました。西村理事からは、当社が実現しようとしているCO2削減量に対する大きな期待を、矢追PMからは、「唯一の藻類課題なので、しっかり頑張って欲しい。期待しています。」との力強いお言葉を頂きました。まずは2025年度末のステージゲートを見据え、しっかりと取り組んでまいります。
開催概要
日程: 2023年9月28日(木)
場所: KSPホテル会議室
関連情報
[プレスリリース] NEDOのグリーンイノベーション基金事業に採択されました
[外部リンク] 「グリーンイノベーション基金事業/バイオものづくり技術によるCO2を直接原料としたカーボンリサイクル推進」に係る実施体制の決定について