お知らせ
2022年10月24日にちとせグループ代表 藤田と執行役員 Chief Bio Engineer 星野がマレーシアサラワク州 アバン・ジョハリ首相を表敬訪問し、現地メディアにも掲載いただきました。
表敬訪問では、2020年にNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託事業として採択され、現在マレーシアサラワク州クチンにて取り組む「バイオジェット燃料の普及に向けた5ha規模の藻類培養設備の構築および長期大規模培養の実証(※)」について、ちとせグループと共同で研究開発を進める、サラワク生物多様性センターCEO Dr Yeo Tiong Chia氏、サラワク・エナジー CEO Datuk Sharbini Suhaili氏、 Dr Ng Sing Muk氏とともに説明を行いました。今回を機にアバン・ジョハリ首相をはじめサラワク州の皆様の我々の取り組みに対する大きな期待を感じました。
この世界最大規模の藻類培養設備は2023年2月に完成予定で、ちとせグループはこれまでの藻類事業で培った知見を活かし、熱帯気候の屋外環境下において純バイオジェット燃料製造に最適な微細藻類を選定し、同微細藻類種を含む複数の微細藻類種を用いて火力発電所排気ガスを利用した大規模藻類培養の実証を行います。
さらに2021年5月に発足した世界初の藻類産業を構築する”MATSURI”プロジェクトを通じ、様々な立場や業種の他機関と協働しながらバイオジェット燃料だけでなくその他の藻類由来製品の開発を行い、これまで誰も成しえなかった藻を基盤とした持続可能な社会の実現を目指して参ります。
<メディア掲載情報>
「Unit Komunikasi Awam Sarawak 」に訪問時の様子を報道いただきました。
集合写真の右から2番目がちとせグループ代表 藤田、1番右が執行役員 星野です。
引用:#KlipBuletinUKAS Sarawak Energy Jemput Premier Sarawak Lancar Projeknya Bersama Chitose Laboratory2022/10/25 <https://www.youtube.com/watch?v=YTQJEa5X2Dc>
「New Sarawak tribune」に掲載いただいた記事はこちらから↓
Premier to launch microalgae production project
(※)2020年にNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募した「バイオジェット燃料生産技術開発事業/微細藻類基盤技術開発」において、「熱帯気候の屋外環境下における、発電所排気ガスおびフレキシブル プラスチックフィルム型フォトバイオリアクター技術を応用した大規模微細藻類培養システムの構築および長期大規模実証に関わる研究開発」のテーマを提案し、採択されました。
本件に関する詳細はこちらから↓
[プレスリリース]バイオジェット燃料の普及に向けた 5ha規模の藻類培養設備の構築および長期大規模培養の実証をマレーシアで開始 〜NEDOの委託事業に採択〜
<関連情報>
MATSURI公式サイト
[プレスリリース] 世界初!カーボンニュートラルの実現に向けて、 藻類を活用した新産業をつくる日本発の企業連携型プロジェクト 『MATSURI(まつり)』を9業種20機関と共に始動!
[お知らせ]マレーシアのイスマイル・サブリ首相が主催された日本企業の代表者との懇親会に、ちとせグループCOO 釘宮と藻類活用本部本部長 星野がご招待いただきました
[お知らせ]「Bloomberg」にて、企業連携型プロジェクト『MATSURI(まつり)』について紹介いただきました