京都大学の講義「生命科学キャリアパス」にて、ちとせ研究所 CPO 中原が「研究を研究し、研究者に還元する仕事」の題目で講義を行いました。
<セミナー詳細>
【日程】2019年7月2日
【内容】生命科学キャリアパス
【題目】研究を研究し、研究者に還元する仕事
〇中原より
先日、京都大学で『生命科学キャリアパス』という博士課程の学生向けに2コマほど授業をさせていただきました。学位取得後のキャリア開発の一助となるように、ということで私の経歴を土台にしながらその時々に感じたことや考えたことを中心にお話しさせていただきました。個性的すぎて参考になりにくい経歴ですし、いまだにキャリアと呼べるような何かがあるわけでもないですが、私自身が資料を作りながら考えさせられることが多かったです。
変化が激しい、先が見えない、ということはいつの時代にも言われていることですが、その度合いがどんどん増していく現代において最後支えになるのは自身の哲学のように感じています。そういった意味でもDoctor of Philosophy というのは、なんとも含蓄の深い言葉だなと思います。博士課程の学生の皆さんがそれぞれのPhilosophyを見つけて社会へと羽ばたいてくれる事を願っています。ありがとうございました。