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「日刊ケミカルニュース」のインタビュー記事にて、三井化学代表取締役社長 淡輪氏が弊社との共同事業開発について言及しました

2019.01.11

2019年1月8(火)付の「日刊ケミカルニュース」新年特集にて三井化学株式会社 代表取締役社長の淡輪敏氏のインタビューが掲載され、その中で弊社との共同事業についてコメントをいただきました。

■記事タイトル
【新年特集】三井化学代表取締役社長 淡輪敏氏
事業ポートフォリオの変革を継続、着実な成長軌道を確保

※下記に、共同事業についてのコメント箇所のみを本文より引用いたします。

━オープンイノベーションの一環として、バイオベンチャー・ちとせグループとの協業を始められましたが、その狙いは。

最大の目的を「事業と人」を同時に育てていくことに置き、新会社2社を立ち上げ、2つの取り組みを始めました。1つはちとせグループの「微生物活躍型栽培技術」、もう1つはわれわれの「植物細胞培養技術」。お互いの技術シーズを持ち寄り、3年間をめどに共同で事業化を目指すわけです。

もちろん、事業化そのものも大事ですが、それ以上に人材育成の意味合いが強い。特に、ちとせグループがもつスピード感は、われわれとは全然違うものがあります。

今回の取り組みでは、各新会社の代表者として当社から2名を送りました。ベンチャーにとって3年というのは、むしろ長すぎる期間かもしれませんが、われわれにとっては、そのスピード感に学ぶべきものは多いと思っています。

そういう場所で一緒に組んでやることによって、送り込んだ人間の意識改革にもつながるし、また、そこで得た意識を、帰ってきてから社内に根付かせるという意味で、人材育成という側面も大きいと考えています。

━御社はいい技術や種をたくさんお持ちなので、協業という形で社会実装していけば、収益の積み上げという部分でもかなり貢献してくるのではと思います。

それよりも技術的な刺激というか、やはり意識改革の要素が大きいと思います。われわれは化学メーカーとして、どうしても化学の技術にこだわりが強い。それはいい部分でもありますが、事業化やスピード感にとって、場合によっては邪魔になることもあります。なによりもまず、われわれ自身の意識改革が必要だと思いますよ。

三井化学株式会社とちとせグループ は「事業と人」を同時に育成する新たなオープンイノベーションの取り組みとして、技術シーズを元に共同で事業開発を行う『0to1プロジェクト』を2018年4月より開始しています。

■『0to1プロジェクト』についてのプレスリリース(2018年10月29日)
三井化学とちとせグループ 「事業と人」を同時に育成する新しいオープンイノベーションの取り組みを開始
-互いの技術シーズを持ち寄り共同で事業化-

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