イベント / 講演
10月18日(金)、農林水産省の政策課勉強会にてちとせグループCEO 藤田が、「バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略」と題して講演を行いました。農林水産業が抱える様々な課題を解決する新たな価値創造の一環として本講演が企画され、省内から70名以上の方々にご参加いたただきました。
藤田は本講演で、作物のみならず生態系そのものを守ることが本当の意味での循環型農業であるという考えを軸に、藻類事業や千年農業などといったちとせグループの2大光合成プロジェクトや、実学の重要性などについてお話しいたしました。質疑応答では「環境も経済も異なる国外で農業を行うメリット」や「微生物や微細藻類に対して懐疑的な既存の営農層にどう納得してもらうか」といった省職員からの本音に迫る内容など様々な質問が寄せられました。
講演後にいただいたアンケートより、皆さまからのお声を一部ご紹介させていただきます。
・環境活動寄りでも企業利益寄りでもなく、経済活動の仕組みそのものを環境持続型へ変えるべきであるという視点に気付かされました。
・藻類の光合成が社会の課題解決の大きな推進力になるということに感銘を受けました。
・太陽エネルギー利用について、何となく感じていたことを数字で示していただいたことで、光合成による生物の可能性を知ることができました。
本講演を通じて、ちとせグループが農林水産業が抱える課題解決に貢献する一助となることを期待しています。
ちとせグループは11月7日(木)に「4500兆円市場へと成長するバイオエコノミー – 社会課題解決のための本質的な取り組みや事業とは -」をテーマに藤田によるオンライン講演会を開催いたします。ちとせグループの藻類事業や東南アジアにおける農業事業などちとせの2大光合成プロジェクトに関心をお持ちの皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
詳細・お申し込みはこちらより
講演概要
講演タイトル:バイオエコノミーの潮流とちとせグループの戦略
日時:2024年10月18日(金)15:00~16:30
会場:オンライン(Teams)
「千年農業」
https://agriculture.chitose-bio.com/ja
農地や土壌の生態系を維持し、美味しくて安全性の高い作物を持続的に作り続ける、ちとせグループが目指す農業のあり方。環境持続性、経済持続性の双方を担保しながらこの価値観を世界に広げる活動を展開している。