お知らせ

外務省の対日理解促進交流プログラム “JENESYS”のマレーシア・インドネシア同窓会にて Chitose Agri Laboratory、Agriculture Expertの浅野が講義を行いました

2023.10.13


対日理解促進交流プログラム“JENESYS”は、日本とアジア地域間での将来を担う人材の交流を通じ、政治、経済、社会、文化、歴史等に関する対日理解の促進を図る外務省の事業のひとつです。10月13日(金)に行われたJENESYSの同窓会にて、マレーシア キャメロンハイランドの拠点Chitose Agri Laboratoryで活動するAgriculture Expert 浅野航輝が「Toward Sustainable Agriculture」のテーマで講義を行いました。

講義では農業を持続可能なものにするための3つの視点、環境持続性、経済的持続性、社会的持続性を切り口に、フードバリューチェーンにおけるちとせの実例をご紹介いたしました。また農地の生態系を保全し高い品質の作物を千年先まで育て続けようという思いに基づく「千年農業」の取り組みや、日本における循環型農業の拠点「ちとせアグリベース」についてもお話させていただきました。講義後は質疑や意見が活発に交わされ、様々な国や地域からぜひ地元に来てほしいとの声掛けもいただいたほか、後日SNSを通じてメッセージを送ってくださった方もいたそうです。聴講者の大半を占める学生層に「千年農業」の価値観をお伝えし、消費者的目線だけでなく働く場所としての魅力も知っていただくことができました。これからの農業を担う世代の未来の選択肢の一つとなれれば幸いです。

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