お知らせ
10月6日(金)、株式会社タベルモ代表 佐々木俊弥が、「食品開発展2023」の記念セミナーにて講演を行いました。「食品開発展2023」は、食品分野の研究者、品質保証者や製造技術者向けに開催され、800を越える機関が出展する国内最大級の食品総合展示会です。佐々木は「代替たん白食品の開発」のテーマにおいて、「微細藻類のたんぱく質資源としての開発の現状と課題」と題した講演を行いました。
世界的に開発が急がれている代替たんぱく食品。伸びていく需要を満たす供給が可能となる代替たんぱく食品は、生産効率、環境問題解決も含めて藻類以外難しいとされ、世界的に注目を集めています。そのような中、70以上の機関が参加するMATSURIプロジェクトでは、近い将来に枯渇の不安がある石油基点の産業を、藻類由来の産業に置き換える取り組みを行い、たんぱく質のみならず、燃料、化成品などの開発を進めています。微細藻類大規模生産の実績、今後など「食品」を取り巻く産業全体の展望は聴講者の関心を集め、講演後も活発な質疑応答が行われました。今後もちとせグループ率いるMATSURIプロジェクトは、食品業界を含む様々な業界のプレイヤーと立場や業種を越えて協働しながら藻類産業の構築を目指して活動してまいります。
開催概要
土地や水が限られる中、CO2と太陽光を使って持続可能で効率的な生産ができる微細藻類。藻類を基点とした産業構築プロジェクト“MATSURI” が始動し、進展する開発状況を、需給バランスが崩れつつあるたんぱく質を中心に概説する。
イベント名:食品開発展 2023
日時:2023年10月4日(水)~6日(金)10:00-17:00
※佐々木の登壇は6日(金)10:20~11:35
会場:東京ビッグサイト
題目:微細藻類のたんぱく質資源としての開発の現状と課題
MATSURIプロジェクト
https://matsuri.chitose-bio.com/
藻類の大規模生産と事業化に強みをもつちとせグループが主体となり、日本を代表する企業群・行政と共にこれまで誰も成し得なかった藻類産業を構築するプロジェクト。MATSURIの名の通り、人類史上に残るお祭りとするべく、藻類の活用を通じたサステナブルな社会づくりを構築します。MATSURIでは、藻類産業の構築に向けて、業種や規模を問わず、更に様々な企業の皆様のご参加をお待ちしております。お問い合わせはこちらから。