メディア掲載 / 執筆
5月10日、マレーシア、サラワク州の電力会社SEB社より配信されたプレスリリースにて、C4開所披露会の模様が報じられました。同社はサラワク州の火力発電所を運営しており、そこから排出された二酸化炭素がC4での微細藻類生産に活用されています。
本プレスリリースでは、C4で生産された微細藻類がSAF(持続可能な航空燃料)や動物飼料など川下分野への応用が期待されるという点や熱帯気候下における次なる藻類工業規模生産に向け、C4がマイルストーンになったというSEBの見解が言及されています。
また、開所披露会に参列したサラワク州首相アバン・ジョハリ氏は、本プロジェクトが同州の経済発展と脱炭素化への両輪となると述べ、本施設は同州のSDGs達成への新技術探求の姿勢を示す最先端の実例だと評価しました。
■記事について
掲載日:2023年5月10日
掲載先:Sarawak Energy Berhad “NEWS & UPDATES”
記事リンク:“Official Launching of Sarawak’s First Industrial Microalgae Production Facility CHITOSE Carbon Capture Central Sarawak”
■関連情報
・藻類産業を構築するプロジェクト「MATSURI」を運営するちとせグループ 世界最大規模の藻類生産設備の開所式を開催
・マレーシア サラワク州において、CHITOSE Carbon Capture Central(C4)の開所式を執り行いました。
・NEDOのグリーンイノベーション基金事業に総額500億円規模のテーマが採択 -ちとせグループが運営する藻類産業を構築するプロジェクト「MATSURI」が規模拡大-