プレスリリース
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バイオエコノミーを主導する “ちとせグループ” (中核法人名:株式会社ちとせ研究所、以下ちとせ)とサウジアラビア投資省(Ministry of Investment of Saudi Arabia、以下MISA)は、サウジアラビアの産業発展のための協力に合意したことをお知らせいたします。
左より アブドルアジズ ・サウジアラビア・エネルギー大臣、藤田朋宏 ちとせグループCEO、ファーレフ・サウジアラビア・投資大臣、西村康稔 経済産業大臣
本取り組みを通じて、ちとせは自社が強みとする微生物、藻類、動物細胞などの ”小さな生き物” を活用するバイオ技術を用いて、サウジアラビアでの様々なバイオ製品(燃料、食品、医薬品、サプリメント、プラスチック等)の用途開発と生産を支援します。それによりサウジアラビアの製造業の強化を図り、「日・サウジ・ビジョン2030(※)」に基づく官民におけるバイオテクノロジー産業の構築と研究開発の発展を目指します。
さらに、ちとせとMISAは、研究開発の強化、民間部門のイノベーション促進を通じ、サウジアラビアの人的資本エコシステムの枠組み構築によるサウダイゼーション(サウジアラビア国内産業振興)の貢献に繋げてまいります。
(※)日・サウジ・ビジョン2030
サウジアラビアの脱石油依存と雇用創出を図る国家改革計画「サウジ・ビジョン2030」と、日本の成長戦略という双方の国家戦略を掛け合わせることで、エネルギーや製造業の他、エンターテインメント、ヘルスケア、イノベーション・スタートアップ等の分野において両国の経済および未来を繁栄させる戦略的パートナーシップ。
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<サウジアラビア投資省(Ministry of Investment of Saudi Arabia)>
https://www.misa.gov.sa/en/
サウジアラビアにおける、投資促進・投資環境整備等を担う政府機関。前身であるサウジアラビア総合投資院(SAGIA)が2020年の省庁改編に伴い投資省に昇格。
<ちとせグループ>
https://chitose-bio.com/jp/
千年先まで人類が豊かに暮らせる環境を残すべく、主に日本と東南アジアで活動するバイオベンチャー企業群です。微生物や藻、動物細胞などの生き物を活用した物質生産技術を武器に、バイオエコノミー社会の実現に向けて国や多くの企業と協力しながら事業を展開しています。