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お知らせ
10月12〜14日に開催されたBioJapan2022にて、日頃から協業させていただいている他機関の7展示ブースにちとせグループも一緒に参加させていただきました!
今年は過去最多の展示ブース数となり、期間中は総勢20名以上のちとせメンバーが参加しました。日頃からセミナーや講演会等にお声がけいただくことが多いメンバーですが、事業分野や拠点の垣根を越えこれだけの人数が一同に集結するイベントは初めてのことで、おかげさまで来場者の皆様には、バイオ生産やヘルスケアのブースをきっかけにMATSURI(藻類産業)や千年農業のブースにお立ち寄りいただくなど、ちとせが関わる幅広いバイオの分野をご紹介できた機会となりました。
<展示ブース詳細>
医薬品事業では、次世代バイオ医薬品製造技術研究組合の川崎集中研における研究開発事業での成果発表をちとせ研究所 取締役CTO堀内とPrincipal BioEngineer平井が行い、「遺伝子治療用のベクターを高生産する新規国産細胞株の取得に成功した件」について日経バイオテクに取り上げていただきました。今後、取得した細胞はちとせの育種技術によってウイルス産生能の向上を図り、2023年度中には実製造に使用可能な細胞株の樹立を目指してまいります。※記事はこちらから。
平井の取材終了後、講演を聞きに来ていた医薬品事業メンバーと一緒に記念撮影
その他、NEDOブース内プレゼンテーション「バイオとデジタルで広がる明るい未来」にて、ちとせ研究所 Manager 柳町が「AIを活用した自動培養制御システム」という題でAI×発酵のバイオ生産におけるコンボリューショナルデータを用いて目指す将来像について、(一社)日本微細藻類技術協会 事務局長 野村(ちとせからの出向社員)が「微細藻類の産業化に向けた取り組みとIMAT基盤技術研究所の紹介」という題で講演を行い、多くの方にご聴講いただきました。
プレゼンに向け社内メンバーと何度も議論しながら完成した資料で発表
昨年のBioJapanで展示した藻鶴を制作した切江が、今年は新たに「フリーズドライした藻」で顔料を作り、ちとせのロゴである鶴を描き提灯をデザインしました。提灯の最後の仕上げとして、長岡市磯田市長に藻の顔料で長岡市の文字を書き下ろしていただき、佐賀市と長岡市の自治体ブースに展示させていただきました!
限られた時間でしたが長岡市ブースにて対面できた長岡市磯田市長とちとせグループ代表藤田
写真スポットとなった藻提灯前で佐賀市バイオマス産業推進課の江島課長、中溝さんとちとせメンバー
実は社内では会期中、シンガポールから来日していた藤田をはじめ、北海道や長岡、石川、広島などに各拠点に住むメンバーがパシフィコ横浜に大集合しており、「会場内のどこを歩いてもちとせメンバーに会う!」という嬉しい悲鳴があがっていました。日ごろからオンラインでしか会ったことがないメンバーも多く、気が付かないまますれ違いそうになるメンバーを、「あ!!○○さん!」と引き止め、”お疲れ様です”、”初めまして”の挨拶や記念撮影が頻繁に行われていました。
ちとせメンバーで話していたところに通りかかった長岡市在住のワタベルこと渡部と一緒に”ワタベルポーズ”
昆虫、海洋生物、植物等が大好きな能登半島在住の中町も参加しヘルスケア事業メンバーも会場に大集合
BioJapan2022では10/12〜10/14の3日間合計15,813名の方にご来場いただいたと報告されております。前年比140%を越える約800社・団体からブースが出展され、ちとせグループの関連ブースだけでなく会場は多くの人で賑わっていました。ご来場の目的は異なるとは思いますが、改めて社会からバイオ業界への興味関心が高まっていること、各機関様がバイオ技術を用いたよりよい社会の実現のため力を入れて取り組まれている様子を伺うことができました。
今回、ご来場者の皆様とのお話しの中で参加した社内メンバーそれぞれが新たな視点や今後の課題を発見できたとのコメントも上がっております。引き続きちとせグループ社員一同、1000年先の未来へ向けバイオマス基点の社会構築のため邁進して参りますので、もし、「これはちとせと一緒に取り組める内容か?」等のご質問や、ちとせの事業活動にご興味いただける際には、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。
最後になりますが、今回お声がけいただきました7機関の皆様に心より御礼申し上げます。
<関連情報>
MATSURI公式サイト[NEWS]BioJapan2022に出展しました
[プレスリリース]ちとせグループがBioJapan2022の展示ブース7か所に参加