プレスリリース
ちとせグループとしての歴史の出発点である「株式会社ネオ・モルガン研究所」。
外資系企業と間違われる(某金融企業の子会社と間違われる)、なんだか社名で怪しまれるなど色々ありましたが、業界内ではこの名前で一定の地位を築き上げてまいりました。
何度か変更を試みたこともありますが、その度に多くの関係者の方に反対されてきたこと、もちろん我々としてもこの社名に親しみを持っていることもあり今日までネオ・モルガンとして歩んできました。
それでも今回「ちとせ研究所」への社名変更に踏み切ったのは、”ちとせ”の名を背負い、ちとせグループとして世界に羽ばたくのだという我々の強い意志の表れであると受け止めて頂ければ幸いです。
「株式会社ネオ・モルガン研究所」は、4月1日より「株式会社ちとせ研究所(けんきゅうしょ)」に社名を変更致しました。
2002年に進化学者である古澤満博士によって設立されたネオ・モルガン研究所は、2009年の現経営陣によるターンオーバー以降、莫大な赤字が先行しがちなバイオベンチャー業界において6年連続の黒字と増収増益を続けています。近年では、株式会社IHIと共に進める藻類燃料のプロジェクトや、次世代バイオ医薬品製造技術研究組合などの国家的プロジェクトにもその中核企業として参画し、バイオテクノロジーの専属研究者も70名を超え、国内のバイオテクノロジー業界における存在感を飛躍的に高めてまいりました。
2015年春より、我々はバイオベンチャーというカテゴリから卒業し、開発した技術シーズをアジア全域に展開し、さらに21世紀を代表するバイオテクノロジー企業になるという意志を込め、また、ちとせグループにおける中核企業であるという位置づけを明確にするために社名変更を行いました。
ちとせ研究所の「ちとせ(千年)」には、千年先まで残る概念、技術、事業を築くという我々の意思と覚悟が込められています。また、「千年(ちとせ)」は、当社創業の地である神奈川県川崎市の地名でもあります。創業の地である「千年」を社名にすることで、創業当初の夢以外は何もなく、ただがむしゃらに働くしかなかった日々を忘れずに、過度に流行を追うことなく、自らが正しいと信じる研究開発・事業開発を着実に続ける意思を込めました。