「2025大阪・関西万博」
特設サイトはこちら
イベント / 講演
2026年5月5日、国連アジア太平洋経済社会委員会(以下、UNESCAP)代表団がブルネイのChitose Algae Farm(以下、CAF※)を訪問し、地域経済の発展とグリーン・トランジションの加速に向け、アジア太平洋地域におけるバイオエコノミーの可能性や、外国直接投資(FDI)に関する戦略的な協議を行いました。
今回の訪問は、アルミダ・アリシャバナ国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)事務局長 が率いるESCAP-ブルネイ・ダルサラーム持続可能な開発パートナーシップの一環として行われたものです。国連事務次長兼ESCAP事務局長を務めるアルミダ・サルシア・アリシャバナ閣下が率いる代表団には、ブルネイ経済開発庁(以下、BEDB)および首相官邸の政府高官らも同行しました。
この訪問に先立ち、ちとせグループ CEOの藤田朋宏は、UNESCAPより招待を受け、2025年10月にクアラルンプールで開催された第3回ASEAN投資フォーラムに登壇しました。同フォーラムにおいて藤田は、ASEAN域内における藻類産業やバイオエコノミー、バイオ燃料分野への投資機会について発信しました。
持続可能な開発目標(SDGs)へのちとせの先進的な取り組みは、同社が地域のバイオエコノミーをリードする存在であり、大規模な地域投資の受け皿として魅力的なポジションを持つことを強く印象づけました。

本協議において、双方は長期的な持続可能性の追求や、広域的なバイオエコノミーの進展に焦点が当てられました。ちとせは、東南アジア全域で展開している主要事業を紹介し、藻類生産や資源循環、さらには農業への取り組みを通じて、いかにASEAN諸国におけるバリューチェーン構築機会を創出しているかを紹介しました。 アリシャバナ事務局長ら代表団は、これらの取り組みがSDGs推進と越境バリューチェーン統合というUNESCAPの使命と強く合致していると高く評価しました。
今回の訪問にはCAFの生産施設の視察も行われ、代表団は稼働状況や実際の生産技術を間近で確認しました。ブルネイにおける食用スピルリナの主要生産拠点であるCAFは、独自に開発した冷凍生スピルリナの生産技術を紹介しました。この革新的な技術によって、スーパーフードと称されるスピルリナの栄養素や特性を最大限損なわずに消費者にお届けできるようになりました。

ちとせは、ASEAN地域における複数のバイオテクノロジービジネスを立ち上げてきた実績とMATSURIを基盤により広域にバイオエコノミーの進展を牽引していく姿勢を強調しました。協議を通じて、双方はASEANにおけるバイオエコノミー産業の成長促進および、関連プロジェクトへの資金調達における協力の重要性について共通の認識を深めました。
※Chitose Algae Farm(旧社名:Tavelmout Biofarm (B) Sdn Bhd.)は、 ちとせグループのブルネイ子会社です
MATSURIとは
https://matsuri-partners.chitose-bio.com/
MATSURIとは、“バイオエコノミーを推進する産業横断型の共創イニシアチブ”です。バイオ基点の社会構築を目指し、ちとせグループでは、微細藻類の産業利用をはじめ、AIを活用したバイオものづくり、資源循環、持続可能な農業など、様々な領域で事業を展開してきました。こうした挑戦を一企業で終わらせることなく、確かな産業として根付かせるために生まれた共創の場がMATSURIです。パートナー企業や自治体、教育機関を巻き込み、MATSURIの輪は今日も広がり続けています。その名の通り、人類史に残る「お祭り」として、共に未来をつくる仲間を募集中です。お問い合わせはこちらから。
関連情報
[外部] 生スピルリナ – タベルモ公式サイト
[外部] UNESCAP Official Website(ENG)