イベント / 講演

MATSURIパートナー限定情報共有会「バイオエボリューションディストリクトが生むビジネスチャンス」を開催いたしました

2026.01.05

12月17日(水)、MATSURIパートナーを対象に情報共有会「バイオエボリューションディストリクトが生むビジネスチャンス」を対面・オンラインのハイブリッドにて開催いたしました。約70名の方々にご参加いただき、対面会場では試食や展示、パートナー同士の交流も行われました。

登壇:資源循環・農業事業領域の統括 小池亮介

ちとせグループ(以下、ちとせ)が構想する「バイオエボリューションディストリクト(以下、C-BED)」は、廃水、食品・木質残渣、家畜排泄物などの未利用資源を地域の中で循環させ、農業やバイオものづくりへとつなげることで、地域の価値を高める新しい街づくりの取り組みです。

今回の情報共有会では、C-BEDの「今」と、そこから生まれつつあるビジネスの可能性を、MATSURIパートナーの皆さまへ共有しました。

バイオの力で未利用資源を地域の価値へ
はじめに資源循環・農業事業領域を統括する小池亮介より、C-BEDの概要、ちとせが大切にしている循環の考え方やロードマップをご紹介しました。有機廃棄物を単なる「ゴミ」として処理するのではなく、バイオの力で価値ある資源へ変え、地域に還元する仕組みをつくることを目指しています。地域ごとの廃棄物の種類や気候に向き合いながら、その土地にあった循環の仕組みを組み立てていきます。

C-BED拠点イメージ図

続いて、資源循環事業のProject Manager 池谷宥太より、国内外で進む各拠点の構想や、そこから広がるビジネスの可能性をご紹介しました。C-BEDは、ちとせだけで完成するものではありません。パートナー企業の技術やアイディアが加わることで、新しい事業や価値が生まれる「共創の場」でもあります。当日は、実際にC-BEDに関わる自治体や企業の方々からもコメントをいただき、この取り組みへの期待や、実現に向けた率直な想いが語られました。

「循環」を可視化するための資源循環ソリューション
C-BEDを構成する具体的な取り組みのひとつとして、資源循環ソリューション事業担当の稲田圭克から、微生物発酵を活用した堆肥化システムを紹介しました。このシステムでは、食品残渣や家畜排泄物を循環させるだけでなく、そのプロセス自体を「見て、学んで、体験できるコンテンツ」として活用できる側面も紹介いたしました。また、キノコ由来の包材や代替皮革「キノコレザー」など、バイオ技術が生み出す新しい素材の可能性についても共有しました。

「生産技術MATSURI」がひらく、農業資材の海外展開
C-BEDの経済活動の中心にあるのが「農業」です。ちとせでは、東南アジアを中心に、持続可能な生産方法と生産者の想いを届ける「千年農業」ブランドを展開しています。人口増加や健康志向の高まりにより、東南アジアでは「安全で持続可能な農産物」へのニーズが急速に高まっています。こうした市場に向けて、Project Manager の伊香亮より、パートナー企業が持つ肥料や設備などの農業資材をちとせが評価・認証し、現地へ展開する仕組み「生産技術MATSURI」をご紹介しました。その後、認証試験全体統括の片岡陽介より、資材の認証のための具体的な試験イメージをお伝えしました。

対面会場では、C-BEDと連携する有機農家による大根の試食や、C-BED全体像を示したジオラマ、キノコレザーの展示を行いました。参加者の皆さまには、C-BEDが目指す世界を体感していただく時間となりました。和やかな雰囲気の中会場のあちこちで、参加いただいたパートナーの皆様との対話が弾みました。

開催後のアンケートでは、「ビジョンに深く共感した」というお声に加え、「当社の技術をこう活用したい」といった具体的な提案を多くいただいています。こうした声やつながりを力に、MATSURIは今後も、パートナーの皆さまと共に、社会実装に向けた取り組みを着実に進めていきます。

開催概要
日時:2026年12月17日(水)14:00~15:20
題目:MATSURI情報報共有会「バイオエボリューションディストリクトが生むビジネスチャンス」(対面・オンライン)

MATSURIとは
https://matsuri-partners.chitose-bio.com
MATSURIは、2021年に藻類産業の構築を目指してスタートした、ちとせグループ主導の産官学連携の取り組みです。2025年、MATSURIは藻類の枠を超え、“バイオエコノミーを推進する産業横断型の共創イニシアチブ”へと進化しました。バイオを基点とする社会の実現に向け、AIを活用したバイオものづくり、資源循環、持続可能な農業など、私たちの挑戦はますます広がっています。その名の通り、人類史に残るお祭りとして、共に未来をつくる仲間を募集中です。業種・規模を問わず、ぜひご参加ください。お問い合わせはこちらから。

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