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イベント / 講演

11月7日(金)、株式会社レゾナック主催の社内講演会にて、ちとせグループCEO藤田朋宏が「バイオ基点の社会──その隆盛の中でどうビジネスを広げるか」をテーマに講演を行いました。レゾナック社には、産業横断型の共創イニシアチブ「MATSURI」 のパートナーとしてご参画いただいており、化学分野で事業を展開してきた同社におけるバイオエコノミー領域への理解深化と、新規事業開発の発想を広げたいというご要望を受け、本講演会が実現しました。
藤田は講演の中で、「化学」と「生物」という異なる思考の違いに触れつつ、社会課題を起点に新たな事業を生み出すための視点について紹介しました。あわせて、ちとせグループが藻類・農業・医薬品など多岐にわたる分野で実践するバイオエコノミーの全体像について紹介しました。さらに、新しい時代に則したビジネスの作り方として、大企業が社会変革の潮流の中で新規事業を立ち上げるための具体的な方法であるVirtual Joint Venture(VJV)を紹介し、成功のために必要な12の価値観・仕組みについて解説しました。
講演後レゾナック社員の方々からいただいたご感想を一部紹介します。
・「誰かが作ったモノサシに合わせるのではなく、個人の意志を表現できる社会にしたい」というメッセージが強く印象に残った。
・(PDCAとの対比について)新規事業は「計画ではなく DoDoDoDo」という言葉が刺さった。実行のサイクルを増やす重要性を再認識した。
・藤田CEOの強い熱意と、ベンチャー起業家らしい姿勢に大きな刺激を受けた。大企業の安定志向とのギャップが新鮮で、非常に刺激的だった。
・考え方の幅が広がり、モチベーションが上がった。
本講演が、レゾナック社の皆様にとってバイオエコノミー領域への理解と事業構想を深める一助となり、今後の協業可能性の広がりにつながることを期待しています。
講演概要
演題: バイオ基点の社会──その隆盛の中でどうビジネスを広げるか
日時: 2025年11月7日(金)15:00~17:00(講演・質疑)
会場: TKP新橋汐留カンファレンスセンター
