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イベント / 講演

9月11日(木)、第77回日本生物工学会大会シンポジウム「次世代バイオものづくりを支える技術革新と産官学連携の課題と展望」での講演に、ちとせ研究所 バイオ生産本部 本部長 河合哲志が登壇いたしました。また交流会「学生のための企業研究セミナー」には、BioEngineer 西尾拓真も参加いたしました。
本シンポジウムでは、産業の革新を牽引する重要な分野として期待されている次世代バイオものづくりについて、技術開発の成功事例や試作支援、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の具体的な取り組みなどの実例を通じて、技術革新と産官学連携の課題と展望について議論が行われました。
河合は、「AIによる自律的な培養状態の最適化技術の開発」と題し、AIを活用したリアルタイム自動制御技術の最前線について解説しました。培養中に得られる膨大なデータをAIがリアルタイムに解析し、プロセスを最適化するデータ駆動型の制御技術、ならびにその導入における課題、活用事例についてお話しいたしました。また、バイオエコノミーを推進する産業横断型の共創イニシアチブ「MATSURI」についても紹介いたしました。
MATSURIとは
https://matsuri-partners.chitose-bio.com
MATSURIは、2021年に藻類産業の構築を目指してスタートした、ちとせグループ主導の産官学連携の取り組みです。2025年、MATSURIは藻類の枠を超え、“バイオエコノミーを推進する産業横断型の共創イニシアチブ”へと進化しました。バイオを基点とする社会の実現に向け、AIを活用したバイオものづくり、資源循環、持続可能な農業など、私たちの挑戦はますます広がっています。その名の通り、人類史に残るお祭りとして、共に未来をつくる仲間を募集中です。業種・規模を問わず、ぜひご参加ください。お問い合わせはこちらから。
開催概要
イベント名:第77回日本生物工学会大会 本部企画シンポジウム「次世代バイオものづくりを支える技術革新と産官学連携の課題と展望」、「学生のための企業研究セミナー」
日時:2025年9月11日(木)13:30~15:30(交流会 16:30~18:30)
会場:広島工業大学 五日市キャンパス 三宅の森Nexus21
題目:AIによる自律的な培養状態の最適化技術の開発
主催:公益社団法人 日本生物工学会