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イベント / 講演
8月28日(木)、NPO法人 日本細胞農業協会主催の細胞農業に特化したカンファレンス「第7回細胞農業会議」に、ちとせ研究所 Chief Innovation Officer 笠原堅が登壇いたしました。
細胞農業とは、家畜や植物そのものではなく、細胞を培養することで食料品やその他の製品を生産する技術のことです。例として培養肉などの細胞性食品や微生物による精密発酵が挙げられ、人口増加による食料問題や食の多様性に対応する、持続可能な未来食として注目されています。
笠原は「ちとせグループが展開する光合成基点の産業バイオ化」と題し、バイオエコノミーを推進する産業横断型の共創イニシアチブ「MATSURI」をはじめ、バイオ医薬品製造細胞、培養を制御するAIの開発など、ちとせグループ(以下、ちとせ)の事業について紹介いたしました。細胞農業分野の中でも特に培養肉領域における今後の課題解決に向け、ちとせの技術が貢献できる可能性について述べました。
MATSURIとは
https://matsuri-partners.chitose-bio.com/
MATSURIは、2021年に藻類産業の構築を目指してスタートした、ちとせグループ主導の産官学連携の取り組みです。2025年、MATSURIは藻類の枠を超え、“バイオエコノミーを推進する産業横断型の共創イニシアチブ”へと進化しました。バイオを基点とする社会の実現に向け、AIを活用したバイオものづくり、資源循環、持続可能な農業など、私たちの挑戦はますます広がっています。その名の通り、人類史に残るお祭りとして、共に未来をつくる仲間を募集中です。業種・規模を問わず、ぜひご参加ください。お問い合わせはこちらから。
講演概要
イベント名:第7回細胞農業会議
日時:2025年8月28日(木)13:00~19:00
会場:東京大学農学部弥生講堂 一条ホール
題目:ちとせグループが展開する光合成基点の産業バイオ化
関連情報
[外部] 日本細胞農業協会