お知らせ

日本サステイナブル・レストラン協会の皆様に、ちとせアグリベースへお越しいただきました

2023.07.21

7月11日(火)、日本サステイナブル・レストラン協会(SRA-J)よりお客様をお招きし、ちとせアグリベースの見学会を行いました。SRA-Jは、食材のサプライヤーやレストラン、消費者コミュニティ等を通じて、持続可能なフードシステムの構築を目指す団体です。ちとせグループが主導するMATSURIもその理念に共感し、本協会に参画しています。

今回は、ちとせアグリベース代表の三本引率のもと、都内有名ホテルのシェフやレストランの経営者、陶磁器メーカー、無農薬野菜生産者の方々など、食にまつわるプロが集い、農園エリア、放牧畜産エリア、直売所、樽型堆肥プラントを見学いただきました。平飼い養鶏エリアではアニマルウェルフェアの観点での知見が交わされたり、直売所ではアグリベースを仕入れ先として検討中の方が数十単位でアローカナ卵を購入されたり、また放牧豚を試食されたあるシェフからは「脂身がすっきりしておりジビエのような味わい」というプロならではのフィードバックを得られる場面も。一般のお客様をお迎えするのとは一味違う、多角的なプロの視点を得られ、相互に充実した時間となりました。

ちとせアグリベースは、微生物や自然の力を借りて循環型農業を実践する国内の拠点として開業いたしました。「循環型農業」とは本来、廃棄する物を肥料として活用するなど、資源を循環させ環境負荷軽減を目指す農業のことを指します。私たちも自然の力を用いた農場運営を行う一方で、「人材を繋ぐ」という意味での循環も同様に重視しています。地方の過疎化や高齢化にともない、農業・畜産業の担い手不足は看過できない状況です。そのため大学校との連携をはじめ、家族連れのお客様に向けた農業体験や酪農体験を通じ、未来の農家を育む、いわば種蒔きのような活動にも取り組んでいます。改めて、私たちの活動は食の持続可能性に取り組むSRA-Jの理念と合致するものです。人にも自然にも最適なバランスを模索しながら、今後も一層の連携を深めていければと考えています。

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