お知らせ

循環型農業の拠点「ちとせアグリベース」を八ヶ岳に開業

2023.05.09

ちとせグループでは、この春より八ヶ岳中央農業実践大学校との連携を開始し「ちとせアグリベース」を4月29日(土)にオープン、同日開所式を執り行いました。循環型社会の実現を目指すちとせグループと、伝統に培われた実践的教育を行う同校が協働し、この地を循環型農業の中心地とするビジョン実現に向け本格始動となります。

開所式にて、ちとせグループ代表藤田は「八ヶ岳という地に日本の循環型農業の技術を集め、いずれはこの地を、循環型農業を変えていくための基地にしていきたいと祈念し、ちとせアグリベースと名前をつけました。まずは直売所からのスタートですが、地域の皆様にも応援していただければと思っております。」とコメント。大杉立校長からは「少子化による学生数の減少やコロナ禍で客足が遠のく中、我々のノウハウだけでは大学校の再生、さらなる発展は難しいという判断で、今回ちとせ研究所と連携することにしました。地域の皆様におかれましては、足しげく通っていただき、大学校の再生を見守っていただければと思っています。」とのご挨拶をいただきました。

約270haを誇る広大な敷地には、乳牛、ヤギやヒツジ、ポニー、鶏などの飼育エリアのほか、搾りたて牛乳を活用したチーズ工房、できたてメニューが自慢の食堂や直売所、青々とした芝生広場など、ファミリーで楽しめる施設が充実。また、循環型農業を牽引する姿勢のひとつとして、新型堆肥化プラント「ちとせバイオマス変換プラント」を設置し、校内の飼育動物から回収される糞尿やもみ殻を有機肥料として加工しています。特徴的な樽型デザインや、内部のバイオマス変換の状態をリアルタイムで表示する仕掛けもあり、さっそく多くの家族連れのお客様からの注目を集めています。

ちとせバイオマス変換プラント

今後は、農業体験やチーズ作り体験など、魅力あふれるイベントも続々と開催予定。これからのシーズン、標高1300mの冷涼な高原へ、多くのお客様に訪れていただければ幸いです。雄大な八ヶ岳の山々に見守られオープンしたちとせアグリベース。今後、八ヶ岳中央農業実践大学校との連携をさらに強化し、学校再生、地域活性化はもちろん、循環型農業を日本全土に広める基地となれるよう一丸となって取り組んでまいります。

<関連情報>
【直売所】運営委託のお知らせ(2023.4)(八ヶ岳中央農業実践大学校)
八農直売所リニューアル アグリベース開所(長野日報)

<所在地>
391-0112 長野県諏訪郡原村17217-118

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