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コンパクトな藻類培養装置の開発により宇宙農業実現に向け歩みを進める




『できる限り効率的に藻をつくり、宇宙農業の核に食い込みたい』


近年注目されている宇宙開発の一つ、月面有人長期滞在の実現に向け、タンパク質含有量が高い藻(スピルリナ)の培養生産により宇宙農業をリードする。従来の藻類培養とは一線を画す省資源・短時間・省スペースな、極めて効率の高い培養装置を新たにJAXAと共同開発している。地球上で培われたちとせの藻類培養技術から生まれた、宇宙空間に適した独自の新しい培養技術は、月面有人長期滞在以外にも幅広い応用が期待されており、国際宇宙ステーション(ISS)やゲートウェイ(月近傍有人拠点)、更には火星における農業利用を見据えた開発も行われている。

背景となる課題

    宇宙開発の次のテーマの一つに月面有人滞在がある。スペースと資源が限られた環境の中で、長期間滞在するためには食料(特にタンパク質)の自給システムが必須となる。このため、省資源かつコンパクトなタンパク質自給システムが求められている。

活用している技術

  • 藻類培養技術
  • 担持体培養技術
  • 培養装置設計技術

現在のステータス

    JAXAとの共同開発『食用藻類スピルリナを用いた省資源かつコンパクトなタンパク質生産システムの開発』を2018年11月より開始

活動している国

日本

関連する事業体

パートナー

宇宙航空研究開発機構 JAXA、株式会社IHIエアロスペース、藤森工業株式会社

MessagePICK UP PERSON

  • 星野 孝仁

    株式会社ちとせ研究所 藻類活用本部 本部長

    これまで携わって来た大半の藻類に関する研究や事業は、藻類バイオマスを「出来る限り安く目的物を作る」が至上命題として存在していました。その為、なんらかの思考を巡らす際、常にこの点を最優先課題として認識しておく必要がありました。ところが、このプロジェクトでは、「出来る限り効率的に目的物を作る」が至上命題となります。如何に省資源で、如何に短時間に、如何に省スペースで藻類を増やすか。お金を ”左程” 気にせず、経済性という呪縛から ”ある程度” 解放されて(その代わりの制限は付きますが)、出来るだけ高スペックな物をつくる。夢のような話です。「これを楽しむ者に如かず」を言い訳に、この稀な機会を存分に楽しめればと思っています。

  • 松本 和

    株式会社ちとせ研究所 研究開発部 バイオエンジニア

    宇宙開発。この言葉をきいてわくわくしない人なんているのでしょうか。もちろん宇宙へ上がるのは自身ではなく、開発した技術かもしれませんが、それはまさに、自分の魂が宇宙へいくものと同義であると認識しています。かねてから私は、宇宙をもっと身近に、もっと現実的にしたいと思い、宇宙農業の開発フローを(勝手に)考えてきました。本プロジェクトでは、まず地上における藻類栽培技術の改良に留まっていますが、これを堅実に乗り越え、次々と宇宙農業の核になるような研究に食い込んでいきたいと考えています。地球を探検するには遅すぎて、宇宙を開拓するには早すぎたこの時代において、諦めかけていた宇宙(そら)への夢を、必ず現実のものにしたいと思っています。

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